02. Topics‎ > ‎

Plutchik理論

解説


Plutchik(プルチック)理論とは、心理学者である Robert Plutchik 教授が考案した感情モデルです。

彼は情緒・感情というものを、色立体のように考えることができるのではないかと考え、図のような色彩の立体モデルを感情に適用した「感情の環」というものを提案しました。

Plutchik DEMO


図.Plutchikの感情の環

この感情のモデルは、横断面に「基本(純粋)感情」なる

[喜び(joy) - 悲しみ(sadness)] , [受容(trust) - 嫌悪(disgust)]
[恐れ(fear) - 怒り(anger)] , [驚き(surprise) - 期待(anticipation)]


がそれぞれ対になって配置され、縦断面はそれらの強度を表します。

つまり
「感情ってのは8つの基本的な感情が組み合わさってできているんではないだろうか?」
と考えた感情のモデルです。


私たち白濱研究室は、このPlutchik理論を用いて

”詩を主観的に鑑賞してみよう!” (白濱)
-主観観測モデル理論に基づく人工感情処理システムの構築に関する研究-

"感情表現するロボットを開発しよう!" (西岡)
-主観観測モデル理論を用いたロボットの主観を伴なう感情と動作の自律生成-

”感情表現に富んだ表情インターフェイスをつくろう!” (石井)
-感情表現を重視した表情インターフェイスに関する考察-

”エージェントに感情表現させよう!” (宰川)
-ユーザと感情的エージェント間の対話システムの開発-

”会話から表情を生成しよう!” (桒本)
-チャットにおける感情情報の抽出と顔画像による表現-

”色と感情を対応付けてみよう!” (森)
-色識別における感情情報と感情推移の表現-

など、様々な取り組みをしています。
担当:宰川 他

参考URL