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AR(拡張現実)

解説

 AR(Augmented Reality)とは、現実からの知覚情報に、コンピュータを用いて作り出した電子情報を重ねる技術。
現実には存在しないはずのものがその場に存在するかのように見えちゃうんです。例を挙げるとするなら、某7つの龍玉を集めるやつのスカウターなんかもそうですね。
VR(Virtual Reality)とはまた違った技術なのです。
 
 
関連研究
 
 昨年から感性情報処理と拡張現実の融合をテーマとして取り組んでいます。
 
 今回の研究ではARToolKitというプログラミングライブラリを使用しました。これは、奈良先端科学技術大学院大学の加藤博一教授が開発したもので、ARのほとんどの処理をブラックボックス化してくれる大変便利なライブラリです。
 このARToolKitはマーカを認識してそのマーカ上にオブジェクトを付加します。
 
 本研究室で作成したロボットを拡張現実として表現したデモです。これは、色から受けるイメージをARで表現したものです。
 

AR(拡張現実)と感性情報処理デモ

 
 今回の研究ではマーカ型のARToolKitを利用しましたがARには他にもいろいろなタイプが存在します。マーカを使用しないマーカレス型のARや、GPS等からの位置情報を使用するタイプもあります。
 

関連技術

 最近では、iPhoneのアプリで「セカイカメラ」なるものがあります。エアタグという付加情報を好きな場所に貼り付けたりできるのです。貼り付けたエアタグはもちろん他の人も見ることができます。こちらはマーカを用いないでGPSから位置情報を取得しアレやコレやするといった具合です。
 他にも企業の広告などにも使用されたりしています。企業のロゴを読み込むと何かしらのアクションを起こすといった感じでしょうか。

参考URL

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