Humanware Engineering Laboratory
私たちは「人間」の持つ「感情」や「感性」を計算機でどのように表現するかを研究テーマにしています。主要な研究を例に挙げて説明してみましょう。例えば計算機に感情を表現させようとするとき、何らかの数値化が必要です。感情心理学の知見に基づき、感情を4次元のベクトル空間で表現しています。
もちろん、厳密なデータを取ろうとするならば、脳波や心拍数・脈拍などの生理的データとリンクすることが重要です(協力してくださる機関はありませんか?)。しかし、われわれは計算機上であたかも人間のように振舞う事が出来るレベルで、つまり「ざっくり」と表現出来ればよい、という立場に立っています。ファジィ的と言ってよいでしょうし、実際いくつかのテーマではファジィ推論を用いています。
とまあ、(中学生・在校生向けの意味で)難しい事を書くとキリがないのですがぶっちゃけると、「コンピュータ」「ネットワーク」を使って文書、画像、動画を知的に処理するシステムをつくろうぜ!という研究室です。
2010/4/29
研究室代表 白濱 成希
( 電子制御工学科准教授 / E-mail: naruki(at)apps.kct.ac.jp )
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